- 医学部6年で結婚するのはあり?
- メリット・デメリットは?
今回はこういった疑問に、現役医学生が実体験ベースで回答していきます。
記事を書いている私たちは現役医学生同士のカップル。
実際に医学部6年時に婚約・結婚したので、実際のメリット・デメリットを紹介していきます!
医学部高学年にもなると結婚する人も出てきますよね。
医学部生の結婚のベストタイミングはなかなか難しいもの。
学生の間がいいという人もいれば、研修医の間もいいという人も…
そこで、実際に医学部6年で婚約・結婚したメリットとデメリットを紹介していきます!
ぜひ最後までご覧ください!
【これが実態】医学部生が妊娠・出産するのはあり?休学?影響は?医学部6年で婚約・結婚するメリット
医学部6年生のうちに婚約・結婚するメリットは以下の3つです。
- 時間的に余裕がある
- 将来のキャリアプランを立てやすい
- 働き始めてから名字の変更をしなくて済む
- 上司や職場関係のしがらみがない
時間的に余裕がある
医学生の間は働き始めてからより圧倒的に時間的な余裕があります。
- 最低でも土日の2日間は休み
- 春・夏・冬は長期休み
- 講義・実習は早くに終わることも
- 当直やオンコールは当然ない
婚約・結婚には事務的な手続きだけでなく、お互いの家族への挨拶や顔合わせなど時間のかかることがとにかく多い…
結婚式の準備は半年〜1年以上かかります。
時間のある学生のうちに結婚手続きを行なうほうが余裕を持って準備することができます!
仕事を始めると、どうしても面倒な手続きが厳しい…
学生の間にやっておくことで気が楽になりますよ!
将来のキャリアプランを立てやすい
医学生・医師の結婚・出産のタイミングは難しい問題です。
- 初期研修や後期研修中は忙しい…
- かといって後期研修後になると遅くなる…
- もっと遅くなると肩書がついてしまって仕事の責任が重くなる…
医師になる前に婚約・結婚しておくことで将来のキャリアプランを考えやすいです。
そもそも結婚してないと、妊娠や出産のタイミングさえ考えることができませんよね。
また、学生のうちに結婚することで、研修先や将来の勤務地などをパートナーとじっくり話し合うことができます。
それぞれの希望する進路を尊重しつつ、仕事・プライベートを充実させるキャリアプランを考えることができますよ!
私たちの場合は、それぞれが志望する診療科を選択できる研修先を選びました!
また、適度に忙しすぎないことで自分たちの時間も充実させられる病院を探しました!
働き始めてから名字の変更をしなくて済む
事務的な手続きもメリットの一つです。
日本では結婚すると法律的に名字を変更しないといけません。
職場での名前が変わるだけでなく、免許証や保険証、マイナンバーカードなど、手続きが必要になることが多いです。
変更の窓口が平日しか開いてないことも…
放課後に手続きに行ける学生の間が楽でした!
上司や職場関係のしがらみがない
働き始めてから結婚をする場合、結婚報告をどの間柄まですべきか、結婚式に誘うべきかなど迷うことが多いです。
結婚報告は立場が上の人から順に…
なんて暗黙の了解もあるそうです…
- 結婚式では誰を誘って誰を誘わないのか?
- 医局の人は誘うべき?
- 前の職場の人には言う?
などなど、社会人として交流関係が増えると結婚報告・結婚準備だけで一苦労。
本当に親しい人たちだけで片付く学生の方が気楽であることは間違いありません。
医学部6年で婚約・結婚するデメリット
- 親への挨拶・結婚式の準備などが大変
- 研修先選びに影響
- 医学生・研修医の間に遊べない(?)
親への挨拶・結婚式の準備などが大変
結婚するにあたり、親への挨拶・顔合わせ会、婚約指輪・結婚指輪の準備など、用意すべきことは多いです。
また、結婚式やフォトウェディングをする場合はさらに時間を取られます。
私たちも最初は何も分からなかったので、まずゼクシィを読むところからはじめました笑
0から知識をつけていくのは本当に大変!
準備は数ヶ月で終わるものではなく、半年〜1年以上かかるもの。
医学部6年生のマッチングや国試準備を行いながら、結婚の準備するのは大変でした…
研修先選びに影響
医学部6年で結婚する際、研修先をどこにするかが重要な選択になります。
- 研修先によっては別居になる
- そもそもマッチングに合格できるかどうか分からない
- お互いが満足できる研修先はごくわずか
それぞれが研修先に求めていることは微妙に異なりますし、プライベートの時間も充実できる研修先となると候補はごくわずか。
それに加えてマッチングでちゃんと合格できるかどうかも別問題です。
私たちは初期研修中のプライベートの充実、初期研修中の妊娠・出産を考えて、給料や福利厚生面も重視して研修先を選びました!
医学生・研修医の間に遊べない(?)
医学生・研修医の間に自由気ままに遊びたい場合は医学部在学中の結婚には向いていません。
パートナーと行動することが多くなり、どうしても他の友だちや一人での活動時間は減ってしまいます。
(特に異性と一緒に出かけたり、遊んだりする機会は減ります)
それ以上にパートナーを大事にしたいと思うからこその婚約・結婚の選択。
自分の時間をまだ大事にしておきたいというのも一つの価値観なので、それを重視したい場合は医学生のうちに結婚しない方がいいでしょう。
もちろん、研修医になってから、その後の医師の活動をする中でもっと素敵な出会いがあるかもしれません!
【実体験】医学部在学中(6年生)のうちに結婚した決め手は?
最後に、医学部在学中に結婚することした決め手を紹介します!
パートナーとじっくり話し合う中で、この人を一生大事にしたいと思ったから
というのが正直なところ。
キャリアプランだとか研修先をどうするかというのは正直、結婚した後に考え始めました!
一生大事にしたいパートナーだからこそ、早めに結婚を実現し、それ以外のことは結婚生活が成り立つように決めるように話し合っています!
もちろん、医学部在学中に婚約・結婚するメリットやデメリットはいろいろ調べましたが、個人的にはどれも決め手に欠けると言った感じ。
本当に大事にしたいパートナーだと思えたからこそ医学生のうちに結婚しようと思いました!
医学部生だから…とか研修医になるから…といろいろ考えるのではなく、その人が一生大切にしたいパートナーかどうかを考えるといいですよ!
【まとめ】医学部在学中(6年生)で婚約・結婚するメリットやデメリットは?
今回の記事では、医学部生が在学中に結婚するメリットとデメリットを解説してきました。
- 学生の間に結婚する一番のメリット? ➔ 時間があるし、職場関係のしがらみがない
- 学生結婚のデメリットは? ➔ 結婚準備は大変。マッチングや国試勉強との両立は一苦労
- 医学生は学生の間に結婚するべき? ➔ 本当に大事なパートナーと出会えたなら
医学生のうちに婚約・結婚することにはメリット・デメリットがありますが、一番大事なのはパートナーとの関係性。
研修先選びや将来のキャリアプランは結婚した後でも考えることができますよ!
むしろ、結婚すると決めたことでお互いの価値観のすり合わせが進み、研修先選びやキャリア選択に役立ちました!
具体的な話は後からでもどうにかなるはずです!